2014年1月末にリリースされたばかりのPC-BSD 10.0のISOイメージファイルを公式サイトからダウロードしました。
そのダウンロードしたISOイメージファイルをDVD-RWに焼いて、これまでPC-BSD 9.2が入っていたパソコンに新規でインストール。
前回、10.0 RC5版をインストールしようとしたときはGUIでインストーラーが起動せずインストール失敗に終わりましたが、今回正式にリリースされた10.0ではそのあたりの問題が修正されたのか、グラフィカルなインストール画面でスムーズにインストールできました。
イメージファイルのサイズが3.6GBもあるだけに、インストール時のロケールや言語などの設定画面で「Japanese」に選択すると再起動後は設定や追加インストールをおこなうことなくKDEのメニューなどが一通り日本語化されて起動するし、無線LANにも自動で接続されてすぐにインターネットを楽しむことができたりと、ある程度使える環境が整っています。
でもPC-BSD 10.0にまったく問題ないということでもなくて、残念なことに肝心のiBus-Anthyが使えません。
ibusの設定でAnthyを選択しているにかからわず、どうやらAnthyほうが起動していないようで日本語入力ができません。
サーバー用途ならともかく、日常的にPC-BSDをデスクトップとして使っているわたしにとってこれはかなり痛いバグで、ある意味メニューが日本語化されないというバグなんかよりも致命傷。
日本語入力ができないとブログを書くこともメールを作成することもできません。(涙)
インターネットで調べてみましたが解決法は見つからず、またあちこちと設定を変えてみたりと試行錯誤していましたが結局日本語を入力することはできず、最終的にはPC-BSD10.0を使うことは諦めて9.2に戻しました。
PC-BSD 10.0をインストールしたときの詳細については後日ブログで書くつもりですが、今回PC-BSD 10.0の完成度の低さが目につき、正直、Ubuntuに目移りしてしまいそうになります。
■上の画像は、PC-BSD 10.0のインストール画面。この画面では、インストーラーの種類をグラフィカルベース・テキストベースのどちらかを選択できます。
<関連記事>
・PC-BSD 10.0で日本語入力できました。
0 件のコメント:
コメントを投稿