Linuxが起動しているNEC LaVie Hybrid ZERO |
【使用したLinuxディストリビューション】
使用したLinuxディストリビューションは、Kubuntu 16.04 KDE 5.6。
Kubuntuは、KDEという高機能でリッチなデスクトップ環境を採用していますが、そのぶん、パソコンの負荷も高くバッテリーの消費も多いと思われます。
「重い」とか言われて、日本では不人気なLinuxディストリビューション。
いちおう「高度なパワーマネジメントで消費電力を低減」と謳っていますが、それでもバッテリー駆動させるには不向きなOSかも?
【使用したノートパソコン】
NECのLaVie Hybrid ZEROという、13インチの小さくて軽量なノートパソコンを使用しました。
軽さを最も重視しているモバイルノートパソコンで、バッテリー容量は低め。他機種のモバイルノートパソコンと比べてバッテリー駆動時間は短いです。
ただし、質量約779gと、13インチクラスとしてトップの軽さが魅力となっています。
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Kubuntu 16.04 KDE 5.6の「バッテリーと明るさ」画面を表示させてみました。
バッテリー状態は、「バッテリーと明るさ」画面で確認することができます。
その他、ディスプレイの輝度を調整するときも、この画面でおこなうことができます。
画像では、バッテリー充電率93%、バッテリー駆動時間が3時間25分となっています。
文字メインのブログを閲覧する、テキストエディタで文書を作成する、などの使い方だったら、これぐらいの時間は実際に使用することができます。
駆動時間の数値は常に変化します。
パソコンに負荷がかかり、バッテリーの消耗が激しくなると使用時間は短くなります。
画像は、YouTubeでHD画質の動画を視聴しているところのバッテリー状態です。動画と適度な音量の音を流しています。
バッテリー充電率95%で、バッテリー駆動時間は1時間39分。フル充電すれば映画1本は観れる??
アプリケーションを起動せず、単に放置した状態のバッテリー表示です。
バッテリー充電率97%、バッテリー駆動時間 6時間37分。
KDE システムモニターで、放置状態のパソコンの負荷を確認してみました。
CPU使用率はほぼ0%、ネットワークのトラフィックもありません。
Kubuntu 16.04 KDE 5.6環境でバッテリー状態を確認するには、KDEパネルの中にあるバッテリーのピクトグラムを左クリックすると表示されます。
ノートパソコンの詳細です。
パソコン: NEC LaVie Hybrid ZERO HZ550/AAB
バッテリー駆動時間: 約5.9時間(カタログ値です)
CPU: 第5世代 インテル Core i5-5200U プロセッサー
2.20GHz(インテル® ターボ・ブースト・テクノロジー2.0に対応:最大2.70GHz)
キャッシュメモリ 3MB(3次キャッシュ)
メインメモリ:4GB(LPDDR3 SDRAM/オンボード 4GB)
ディスプレイ:13.3型ワイド IGZO液晶ノングレア WQHD(2560×1440)
グラフィックアクセラレータ(CPUに内蔵)インテル® HD グラフィックス 5500
グラフィックスメモリ(メインメモリと共用) 最大2007MB
ストレージ:SSD 128GB(Serial ATA)
Linux: Kubuntu 16.04 KDE 5.6
■Linuxって、バッテリーはどれぐらいもつの?の結果
「Kubuntu 16.04とNEC LaVie Hybrid ZERO HZ550/AABの組み合わせの場合、バッテリー駆動時間はおおよそ3時間20分使える」です。
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