マイナーなLinuxを使うのも大変だなあ。
バグのおかげでいろいろ苦労しましたが、なんとかKubuntu 16.04 64ビットのインストール、およびKDE Plasma 5.6のアップグレードができました。
現在、64ビット版Kubuntu 16.04をインストールするとOSが起動しないという致命的なバグ(32ビット版については不明)がありますが、前回の記事でコメントしていただいたKazunori Konakaさんの情報によると、15.10からアップグレードすると、このバグは回避できるとのこと。
さらに情報源のURLも貼っていただいたのですが、そのリンク先の記事によると、15.10から16.04へアップグレードする方法のほか、"英語でインストールすると起動できる"という記載がありました。
参照: http://installlinux.jimdo.com/linux-%E4%B8%80%E8%A6%A7/kubuntu/
英語版のKubuntuでも、あとから日本語化できるのは知っていたので、試しに英語に設定してKubuntu 16.04をインストールしてみました。
画像はKubuntu 16.04のインストーラーにある言語設定画面です。画像では、言語が「日本語」に設定されていますが、今回は「 English」を選択しました。
情報のとおり、問題なくインストールが終わり、OSも普通に起動しました。
ただし、その状態だとKDEのメニュー類が英語になっているので、KDEシステム設定から日本語化し、そのあと個人的な趣味で、KDEのバージョンを5.5から5.6へアップグレードしました。
下の画像は、Kubuntu 16.04、KDE Plasma 5.5のデスクトップです。画像はライブ起動中のデスクトップですが、見た目は、壁紙も含め(だったかな?)インストールしたときのものとほぼ同じです。
下の画像は、日本語化済みのKubuntu 16.04のデスクトップ環境をアップグレードしたもの。
標準のKDE Plasma 5.5からKDE Plasma 5.6へアップグレードしました。
KDE Plasma 5.6は最新版のKDEで、フォントは変更していますが、それ以外の壁紙やデスクトップテーマなどはデフォルトのものです。
KubuntuとKDEのバージョンを確認。
"KDE Plasma Version"の欄を見ると、KDEが最新の5.6になっていることが確認できます。ぶっちゃけ、KDE 5.6を使うために、新しくKubuntuをインストールしました。OSにこだわりはないけれど、デスクトップ環境のKDEにはすごいこだわりが……(笑)
英語版のKubuntuは標準で日本語入力はできませんが、別途、iBus-Anthyなどの日本語入力ソフトをインストールすることによって日本語入力ができるようになります。画像はテキストエディタのKWriteで日本語入力したところの画像です。
Kubuntu 16.04の標準ブラウザ、Firefoxでインターネット。
わたしのパソコン環境では、無線LANは問題なく認識して使用できました。
KDE標準ファイルマネージャーのDolphin。
まとめると、Kubuntu 16.04のインストール後にOSが起動しないというバグの回避方法は、以下の二つです。
1.Kubuntu 15.10からアップグレードする。
2.OSインストール時に、言語設定を「 English」にする。英語版のKubuntu 16.04が起動したあとに、日本語化をおこなう。
今回、わたしは2番の方法でおこないました。パソコンにKubuntu 15.10がはいっていない人は、英語版Kubuntu 16.04をインストールしたあとに日本語化をおこなったほうがラクな気がします。
ご参考にどうぞ。
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