リッチなデスクトップ環境を提供しているKDEチームが、2016年3月22日「KDE Plasma 5.6」をリリースしました。
現在のところ、簡単にインストールできるOSはKubuntu 16.04のようで、リポジトリを追加するだけでKDE Plasma 5.6をインストールできるみたいです。
わたしはまだ試していませんが、とりあえずインストール方法だけ載せておきます。
まずKubuntu 16.04をダウンロードし、インストールします。
Kubuntu 16.04(3月現在はベータ版)はこちらからダウンロードできます。
http://cdimage.ubuntu.com/kubuntu/daily-live/current/
インストールしたKubuntu 16.04にリポジトリを追加します。
コマンドで追加できますが、以下はGUIで簡単におこなう方法です。
まず、リポジトリを追加するため、パッケージ管理ツールのMuon Discoverを起動します。
下の画像は、現在わたしが使用しているNetrunner 14.2、KDE Plasma 4.14にプリインストールされていたMuon Discoverで、4月21日リリース予定(?)とされるKubuntu 16.04とはUIや見た目に違いがあるかもしれません。
[Sources]をクリック。
次にPPAを追加します。
[Add Source]をクリック。
入力欄に
ppa:kubuntu-ppa/backports
と入力し[OK]をクリック。
PPAが追加されます。
Muon Update Managerを起動しアップデートをおこないます。
アップデート終了後は、パソコンを再起動させます。
再起動後、最新のKDE Plasma 5.6にバージョンアップしていると思います。
今回はKubuntu 16.04のKDEをアップグレードする方法でしたが、PPAの追加自体はどのPPAでも同じ方法で追加できます。
また、Kubuntu以外のUbuntu系Linuxディストリビューション、たとえばNetrunnerでも追加方法は同じです。
非公式PPAを追加したいというかたはご参考ください。
KDE Plasma 5.6は、Kubuntu 16.04が正式リリースされてから試してみようと思います。
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