NECの軽量ノートパソコン LaVie Hybrid Zero HZ550AABにLinuxディストリビューションのKubuntu 15.04をインストールして使っているブログ主ですが、今回、浮気心でPC-BSDがLaVie Hybrid Zeroで利用できるかどうか試してみました。
PC-BSDはFreeBSDの派生ディストリビューションで、デスクトップ環境にKubuntuと同じKDEを採用しているOS。
KDE好きのわたしとしては気になっているOSで、以前のバージョンでは実際に使用していたことがあります。
結果としては、LaVie Hybrid Zero HZ550AABにPC-BSDのインストールはできなかったのですが、いちおう、おおまかな手順を書いておきます。
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LaVie Hybrid ZeroにPC-BSD 10.1.2をインストールするための準備をおこないます。
まず、PC-BSD 10.1.2のISOイメージをBittorrentでダウンロードし、ダウンロードしたISOイメージをDVDメディアに焼きます。
わたしは、Bittorrentのクライアントソフトに「KTorrent」を使いました。 Kubuntu標準のBittorrentのクライアントソフトです。
下の画像はKTorrentの画面。
LaVie Hybrid Zeroには、DVDドライブが搭載されていないため、外付けのDVDドライブを使用しました。
外付けDVDドライブをノートパソコンに接続し、ノートパソコンの電源をいれます。
「NEC」のロゴが表示されたら、すかさずF2キーを押してBIOS画面にはいります。
BIOSの設定画面で、ブートの優先デバイスをDVDドライブに設定します。
[Boot]-[Boot Device Priority]-[1st Boot]-[USB CD/DVD]
これでDVDドライブから起動できるようになります。
BootモードをUEFIからレガシーに変更します。
[Boot Mode]-[Legacy]
設定を保存し終了します。
[Exit]-[Save Changes and Power Off]
外付けDVDドライブにPC-BSD 10.1.2のインストールDVDを入れて電源ボタンを押します。
ノートパソコンが立ち上がり、PC-BSD 10.1.2のインストールDVDの読み込みが始まります。
しばらくすると、インストーラーのメニューが表示されます。
この画面で、グラフィカルインストールかテキストインストールのどちらかを選択をします。
わたしはグラフィカルインストールを選択しました。
項目を選択しエンターキーを押すと、ファイルの読み込みが始まります。
ただし、そのあとディスプレイに何も表示されない真っ黒な状態になってインストールを進めることができなくなります。
原因はわかりませんが、もしかしてPC-BSDがBroadwellに対応していないのかも?
なんだか、ますますPC-BSDとの相性が悪くなっているような気がします。
今回使用したパソコンとは違いますが、以前のPC-BSDは日本語入力に不具合があったもののインストール自体は正常にできたし、さらにもっと前のバージョンでは問題なくインストールできて普通に使えたのに。
とにかく、LavieHybrid ZeroにPC-BSD 10.1.2はインストールできませんでした……という報告でした。
今回使用したノートパソコンについての詳細は、下記のリンク先の記事に記載されています。
軽量ノートPC NEC LaVie Hybrid ZEROを買ったので画像とスクリーンショットを載せてみた【まとめ】
OS動作とGUIが使えるのはそもそも別ですからねぇ。。(苦笑)
返信削除インストールは出来たのでしょうが、GUIが使えないって状況ですよね。
これ、Xが起動するためのインテル内蔵グラフィックスにドライバが対応していないのが原因です。
*BSDが、まともにグラフィックス表示出来るのは先になります。
内蔵グラフィックスは、単純にグラフィックスのみの世界では無くメモリ管理とかOSカーネルのいろんなところに手を入れなければならないのが、実装が遅れている原因なのです。
かく言う私も、対応を心待ちにしているのですがなかなかねぇ。
BSDの対応するデバイスの少なさに辟易してしまいます。
削除BSDの開発者が少ないのも遅れる原因なのかもしれませんが、なるべく早く対応してほしいものです。
virtualboxだとGUIで正常にインストールできましたが、今度は日本語入力ができないという不具合が……。