スマホやタブレット端末をマウス代わりにしてWindowsを操作するアプリはありますが、Linuxでもスマホやタブレット端末からマウス操作することができます。
今回はAndroidタブレットのNexus7 2013を使って、Kubuntu 15.10をマウス操作してみました。 WiFiを通して操作する方法で、同一ネットワークにタブレット端末とパソコンがあれば簡単な設定で利用できます。
【Android端末でKubuntu 15.10のマウスポインタを操作するまでの流れ】
まず、タブレット端末のNexus7(2013)からKubuntuを操作するには、まずNexus7に「KDE Connect」をインストールすることから始めます。
Androidアプリ KDE Connectはグーグルプレイにあります。
画像はグーグルプレイで「KDE Connect」と検索したところ。赤丸で囲まれているのがKDE Connectというスマホやタブレットでマウス操作をおこなうAndroidのアプリです。
Nexus7にインストールしたKDE Connectの画面です。
画面左側に登録済みのデバイス名が表示され、画像では「futukabl@futukabl-PC-HZ550AAB」というデバイスが登録されていますが、これはKubuntuがインストールされているコンピューター名とユーザー名です。
Androidアプリ KDE Connectは、マウス操作のほか、ファイルを送信、動画や音楽などの早送り巻き戻し、音量などの操作もできます。
Kubuntu 15.10をマウス操作するには、この画面にある「Remote input」をタップします。
パソコン側でもKDE Connectを起動させる必要があります。
Kubuntu 15.10にはプリインストールされているアプリケーションなので、アプリケーションダッシュボードから「KDE Connect」と入力すると検索結果に表示されるので、クリックして起動させます。
KDE Connectを起動すると、このようなアイコンがパネルに表示されます。
KubuntuのKDE Connectの設定画面です。Nexus7(2013)が登録されています。
デバイスが接続されると、ノートパソコンのタッチパッドのような操作感覚でタブレット画面のタッチ操作でマウス操作ができるようになります。
下の画像はKDE ConnectのRemote control画面です。この画面でNexus7の液晶画面をなぞったりタップしたりしてKubuntuのマウス操作をおこないます。
ポインタの移動、右クリック、左クリック、スクロールの基本操作はできますが、ただ、マウスポインタの移動量が小さいので、目的の位置まで移動させるのに何度も画面をなぞらないといけないのが少々不便。
Kubuntu 15.10側のマウス設定やタッチパッドの設定を変更しても変化はないし。
10インチぐらいの液晶画面をもつAndroidタブレットならマウスポインタの移動量が稼げて、比較的快適に使えるかもしれません。
もしかしたら、パソコンの液晶ディスプレイの解像度によってマウスポインタの移動量がかわってくるのかもしれません。
Linuxでも、いちおうスマホやタブレット端末でマウス操作ができますってことで。
KDE Plasma 5環境なら、Kubuntu 15.10以外のLinuxディストリビューションでもKDE Connectを使って操作できると思います。
今回はAndroidタブレットのNexus7 2013を使って、Kubuntu 15.10をマウス操作してみました。 WiFiを通して操作する方法で、同一ネットワークにタブレット端末とパソコンがあれば簡単な設定で利用できます。
【Android端末でKubuntu 15.10のマウスポインタを操作するまでの流れ】
まず、タブレット端末のNexus7(2013)からKubuntuを操作するには、まずNexus7に「KDE Connect」をインストールすることから始めます。
Androidアプリ KDE Connectはグーグルプレイにあります。
画像はグーグルプレイで「KDE Connect」と検索したところ。赤丸で囲まれているのがKDE Connectというスマホやタブレットでマウス操作をおこなうAndroidのアプリです。
Nexus7にインストールしたKDE Connectの画面です。
画面左側に登録済みのデバイス名が表示され、画像では「futukabl@futukabl-PC-HZ550AAB」というデバイスが登録されていますが、これはKubuntuがインストールされているコンピューター名とユーザー名です。
Androidアプリ KDE Connectは、マウス操作のほか、ファイルを送信、動画や音楽などの早送り巻き戻し、音量などの操作もできます。
Kubuntu 15.10をマウス操作するには、この画面にある「Remote input」をタップします。
パソコン側でもKDE Connectを起動させる必要があります。
Kubuntu 15.10にはプリインストールされているアプリケーションなので、アプリケーションダッシュボードから「KDE Connect」と入力すると検索結果に表示されるので、クリックして起動させます。
KDE Connectを起動すると、このようなアイコンがパネルに表示されます。
KubuntuのKDE Connectの設定画面です。Nexus7(2013)が登録されています。
デバイスが接続されると、ノートパソコンのタッチパッドのような操作感覚でタブレット画面のタッチ操作でマウス操作ができるようになります。
下の画像はKDE ConnectのRemote control画面です。この画面でNexus7の液晶画面をなぞったりタップしたりしてKubuntuのマウス操作をおこないます。
ポインタの移動、右クリック、左クリック、スクロールの基本操作はできますが、ただ、マウスポインタの移動量が小さいので、目的の位置まで移動させるのに何度も画面をなぞらないといけないのが少々不便。
Kubuntu 15.10側のマウス設定やタッチパッドの設定を変更しても変化はないし。
10インチぐらいの液晶画面をもつAndroidタブレットならマウスポインタの移動量が稼げて、比較的快適に使えるかもしれません。
もしかしたら、パソコンの液晶ディスプレイの解像度によってマウスポインタの移動量がかわってくるのかもしれません。
Linuxでも、いちおうスマホやタブレット端末でマウス操作ができますってことで。
KDE Plasma 5環境なら、Kubuntu 15.10以外のLinuxディストリビューションでもKDE Connectを使って操作できると思います。
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