Kubuntu 15.04のデスクトップ環境 KDEをアップデートしたあと、Windowsでいう「スタート」メニューにあたるKickoffメニューのサイズが小さくなってシャットダウンのアイコンが隠れてしまうという不具合がありましたが、無事修正できました。
不具合が発生したときは「KDEシステム設定」などでそれらしい項目を探したけれど見当たらなくて、小さくなったのはKDEの仕様と思っていたのですがそれでも諦めきれず、暇があるときにちょこちょこインターネットなどで調べていたら、ある設定ファイルを変更することでKickoffメニュー画面の大きさを変更できることが判明。
とりあえず、その方法を載せておきます。
<<KDEのKickoffメニュー画面のサイズを変更する方法>>
まず管理者になって
/usr/share/plasma/plasmoids/org.kde.plasma.kickoff/contents/ui/FullRepresentation.qml
のqmlファイルをテキストエディタのKateで開きます。
ファイルを開いたら以下の項目を探してください。
Item {
id: root Layout.minimumWidth: units.gridUnit * 26
Layout.minimumHeight: units.gridUnit * 34
「Layout.minimumWidth:」行にある数値が横幅、「Layout.minimumHeight:」行にある数値が高さを表す数値となっています。
メニュー画面を横方向に伸ばしたい場合は「Layout.minimumWidth: units.gridUnit * 26」の「26」の数字、また、縦方向に長くしたい場合は「Layout.minimumHeight: units.gridUnit * 34」の「34」の数字をそれぞれ大きくします。
ちなみに、わたしは「Layout.minimumWidth: units.gridUnit * 36」に変更しました。
正方形に近い形です。
数値を変更したら上書き保存をしてファイルを閉じてください。
一旦ログアウトか再起動します。
再度KDEを起動させると、Kickoffメニューのサイズが反映されます。
設定したときのスクリーンショットも載せておきます。
これは、KDE 5.3.0のKickoffメニューです。
KDE 5.3.1へアップデートすると…。
なぜかメニュー画面が小さくなり、シャットダウンなどのアイコンがメニュー画面に収まりきれず隠れてしまっています。
…ていうか、画像を切り取っているから大きさの比較ができないですね。
では、このKickoffメニューの画面を大きくします。
テキストエディタなら何でもいいのですが、わたしはKDE標準のテキストエディタ Kateを使って「FullRepresentation.qml」ファイルを開きました。
変更する項目を見つけます。「Ctrl+f」で「Layout.minimumWidth:」と入力して、検索したほうが見つけやすいです。
横方向のサイズを変更したいため、「Layout.minimumWidth: units.gridUnit * 26」から「Layout.minimumWidth: units.gridUnit * 36」に変更しました。
「縦長のメニューがいい」という人は、「Layout.minimumHeight: units.gridUnit * 34」行にある「34」の数値を大きくしてください。
変更後のKickoffメニュー。
画面外に出ていた「終了」が表示されるようになりました。
記事にあるようなテキストエディタを使って設定を変更する作業ってWindowsではほとんどないので、やっぱりWindowsってパソコン初心者に優しいOSと思ってしまいますね。
不具合が発生したときは「KDEシステム設定」などでそれらしい項目を探したけれど見当たらなくて、小さくなったのはKDEの仕様と思っていたのですがそれでも諦めきれず、暇があるときにちょこちょこインターネットなどで調べていたら、ある設定ファイルを変更することでKickoffメニュー画面の大きさを変更できることが判明。
とりあえず、その方法を載せておきます。
<<KDEのKickoffメニュー画面のサイズを変更する方法>>
まず管理者になって
/usr/share/plasma/plasmoids/org.kde.plasma.kickoff/contents/ui/FullRepresentation.qml
のqmlファイルをテキストエディタのKateで開きます。
ファイルを開いたら以下の項目を探してください。
Item {
id: root Layout.minimumWidth: units.gridUnit * 26
Layout.minimumHeight: units.gridUnit * 34
「Layout.minimumWidth:」行にある数値が横幅、「Layout.minimumHeight:」行にある数値が高さを表す数値となっています。
メニュー画面を横方向に伸ばしたい場合は「Layout.minimumWidth: units.gridUnit * 26」の「26」の数字、また、縦方向に長くしたい場合は「Layout.minimumHeight: units.gridUnit * 34」の「34」の数字をそれぞれ大きくします。
ちなみに、わたしは「Layout.minimumWidth: units.gridUnit * 36」に変更しました。
正方形に近い形です。
数値を変更したら上書き保存をしてファイルを閉じてください。
一旦ログアウトか再起動します。
再度KDEを起動させると、Kickoffメニューのサイズが反映されます。
設定したときのスクリーンショットも載せておきます。
これは、KDE 5.3.0のKickoffメニューです。
KDE 5.3.1へアップデートすると…。
なぜかメニュー画面が小さくなり、シャットダウンなどのアイコンがメニュー画面に収まりきれず隠れてしまっています。
…ていうか、画像を切り取っているから大きさの比較ができないですね。
では、このKickoffメニューの画面を大きくします。
テキストエディタなら何でもいいのですが、わたしはKDE標準のテキストエディタ Kateを使って「FullRepresentation.qml」ファイルを開きました。
変更する項目を見つけます。「Ctrl+f」で「Layout.minimumWidth:」と入力して、検索したほうが見つけやすいです。
横方向のサイズを変更したいため、「Layout.minimumWidth: units.gridUnit * 26」から「Layout.minimumWidth: units.gridUnit * 36」に変更しました。
「縦長のメニューがいい」という人は、「Layout.minimumHeight: units.gridUnit * 34」行にある「34」の数値を大きくしてください。
変更後のKickoffメニュー。
画面外に出ていた「終了」が表示されるようになりました。
記事にあるようなテキストエディタを使って設定を変更する作業ってWindowsではほとんどないので、やっぱりWindowsってパソコン初心者に優しいOSと思ってしまいますね。
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