タブレットに保存してあるファイルをパソコンに送りたいときってあると思います。
そういうとき、PC-BSD 10.0ならFTPサーバーを起動させておくと便利です。
簡単にファイルの移動やコピーができて、またFTPサーバーの設定は簡単にできます。
■PC-BSD 10.0でFTPサーバーの起動させる方法。
メニューから[アプリケーション]-[システム]-[ターミナル]をクリック。
起動したターミナル(Konsole)に
% sudo vi /etc/inetd.conf
と入力しエンターキーを押す。
[パスワード]と表示されるので、システム管理者のパスワードを入力する。
表示された項目の中から以下の2つ項目を探して、それぞれの頭についている「#」を削除する。
#ftp stream tcp nowait root /usr/libexec/ftpd ftpd -l
#telnet stream tcp nowait root /usr/libexec/telnetd telnetd
↓
ftp stream tcp nowait root /usr/libexec/ftpd ftpd -l
telnet stream tcp nowait root /usr/libexec/telnetd telnetd
と変更します。
削除したら「:wq」と入力しエンターキーを押す。
変更した設定が保存されます。
メニューから[アプリケーション]-[システム]-[PC-BSDコントロールパネル]をクリック。
PC-BSDコントロールパネルが起動します。
[システムの管理]項目の中にある[サービスマネージャー]をクリック。
パスワードの入力を求められるのでパスワードを入力。
[サービスマネージャー]-[ftpd]を選択して、[サービスを有効にする]をクリック。
デスクトップのメニューから[アプリケーション]-[システム]-[PC-BSDコントロールパネル]-[ファイアーウォールマネージャー]をクリック。
ユーザー名とパスワードを求められるので、ユーザー名とパスワードを入力する。
ファイアーウォールマネージャー画面から[例外規定]タブ-[項目の追加]-[サービス]-[ftp]を選択。
「インターフェース」の項目はパソコン環境に合わせて設定してください。
わたしは無線LANしか使用しないので、無線LANのインターフェースを指している「wlan0」に設定しました。
変更したら[OK]をクリック。
ブラウザを起動する。
通常URLが表示されるアドレスバーに「ftp://(お使いのパソコンのIPアドレス)」を入力する。
FTPサーバー接続前にユーザー名とパスワードを求められるので、ユーザー名とパスワードを入力する。
ブラウザにファイルが表示されたらFTPサーバーが起動しています。
もしファイルが表示されなかったら、ログアウトか再起動してみてください。
あとブログ主が初心者のため、FTPサーバーの設定を間違えているかもしれないのでご注意ください。(汗)
FTPサーバーが起動し、Nexus7からPC-BSD 10.0へファイルをアップロードすることができるようになりました。Nexus7でファイルをアップロードするには、別途FTPクライアントアプリのインストールが必要です。
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